忙しい介護の現場で、配慮あるコミュニケーションで円滑な人間関係を作り出す、大切にしたい3つの事

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常に人手不足と言われる介護業界

少子高齢化の日本社会、どこの業界も人手不足と言われています。

特に介護の業界は、団塊の世代が2025年に75歳となり後期高齢者となります。

介護の需要が高まりますが、介護を担う人材は少ないのが現状です。

そのため、

国は海外から技能実習生と言う名目で労働者を確保したり、

介護職の手当を厚くするなどして、離職者を減らす取り組みを行っています。

介護の現場では、少ない人員となり

一人一人の業務量が増え、忙しくなる中で

ますます協力し合うことが求められています。

協力し合う時に様々な人間関係のトラブルが起きることもあります。

業務量に差があったりして、不満が出たり、

意見の食い違いから、コミュニケーションがうまく取れなかったり、

そんな中で、

円滑な人間関係を築き、協力し合えるために大切なことをまとめてみました。

まずは自分の役割を自覚する

自分の役割や持ち場は、何ですか。

協力し合うためには、まず自分自身の仕事の役割や持ち場を理解する必要があります。

職場によってさまざまな人員体制があると思います。

入浴介助の担当であったり、利用者の通院の付き添いであったり。

自分がすべき役割を自覚することが大切です。

それは、必要以上に仕事をしていたり、

あるいは、自分自身の役割をしっかり理解していなければ、

協力し合う際に、トラブルが起きてしまうからです。

必要以上に仕事をしていると、周りから任せてい良いと思われ、

気が付かないうちに業務量が増えていたり、

自分自身の役割を理解していなければ、

自分自身でしなければならない仕事の範囲と、

協力すべき範囲があいまいとなり業務量に差が出たりして、不満が出てくるかもしれません。

そのためにも、

まず自分自身の役割をしっかりと自覚することが大切です。

みんな、自分の役割がある

もちろん、周りの同僚や先輩職員、上司にもそれぞれ役割があります。

少ない人員の中で、多忙な業務をそれぞれが自分の役割に応じて仕事をこなしている。

介護の仕事をしていると、一人で利用者の対応をすることが多いですが、

一人で仕事をしていると自分だけが忙しいと感じたり、

逆に周りの職員も忙しいから、協力し合えないと考えてしまうこともあるかもしれません。

ここで大切なこ事は

自分だけが忙しかったり、周りの方が忙しいと考えてしまうことにより、

協力する際に、うまく協力しあえないことが起きてしまうということです。

自分だけが忙しいと感じてしまうと、

まわりにもっと手伝えよと上から目線で言ってしまったり、

周りが忙しいそうに見えると、協力を依頼しにくかったりしてしまう。

日本の社会は、少子高齢化でどこも人手不足。

ましてや介護業界は2025年問題もあり、ますます忙しい。

そんな時代認識をもとにして、みんな忙しいと考えてみる。

だから、みんなで協力し合う必要がある。

そんな風に考えてみるが大切かもしれません。

相手の立場に配慮しながら

みんな忙しく、自分の役割を果たすことに必死です。

ただ、一人で対応できない時は協力し合うことも必要です。

そんな時は、相手の立場に配慮しながら、協力し合うことが大切です。

ひと言そえる

協力を依頼する時に、「○○を手伝ってください」と言うよりも、

「忙しい時にすみません」「疲れている時にすみません」とひと言そえてみる。

相手に立場に配慮しながら、労うようなに声をかけてみる

相手を思う気持ちがあれば、協力しやすい雰囲気を職場で作ることが出来るかもしれません。

相手も気にかけてもらっていると思い、

それに応えるためにも協力したくなるかもしれません。

具体的に協力して欲しいことを伝える

漠然と「○○を手伝ってください」と伝えるよりも

「今、○○さんの介助をしているので、△△さんの対応をお願いできますか」

「○○さんの移乗介助を一緒にお願いできますか」

など、

いつ、どこで、誰の、どのような介助を手伝ってほしいか

より具体的に説明してみると、

手伝う方も、スムーズに手伝うことが出来るでしょう。

感謝の言葉

協力をしてもらったら、感謝の言葉を伝えましょう。

仕事上の事なので当たり前のことかもしれませんが、

協力しやすい関係を作るためにも、しっかり感謝の言葉を伝えましょう。

人手不足と言われる業界だからこそ

少子高齢化という日本の社会的の状況や、

介護の仕事のイメージなどもあり、人手不足が叫ばれる介護業界。

限られた人員の中で、助け合うことが求められています。

そんな中で少しでも円滑なコミュニケーションを取り、

相手の立場を配慮しながら、協力しながら

利用者の生活を支えていくことが大切でしょう。

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