【介護の仕事】介護の仕事を楽しくこなす方法について~ゲーミフィケーションから~

介護の仕事にはたくさんのやることがあります。

そして成果が見えずらい仕事でもあります。

でも、ゲームは楽しく、飽きることなく続けることが出来ますよね。

そんなゲームの要素を介護の仕事にも取り入れて、仕事を楽しくしてみてはどうでしょうか。

ゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーションとは、

人生における様々なことをゲームに置き換えて楽しむ技術の事です

ゲームは楽しいものですが、なぜ楽しいのでしょうか。

それには以下の3つの理由があります

  1. 目標
  2. 可視化
  3. 報酬

ゲームが楽しい理由に、この3つがあり、

介護の仕事においても、この3つを視点を取り入れて、

仕事に取り組むと、楽しむことが出来ます。

これらの【目標・可視化・報酬】をキーワードに、

どのようにすれば介護の仕事も楽しくなるのかを考えていきましょう。

目標

ゲームの場合

ゲームには目標、言い換えるならば、ミッションがありますよね。

例えば、ボスを倒して姫を助けるとか。

また、ボスを倒すためには、その部下の中ボスを倒す必要があり、

その中ボスと倒すためには、武器やアイテム手に入れる必要があります。

大きなミッションとして「ボスを倒して姫を助ける」があり、

小さなミッションとして「中ボスを倒す」「武器屋やアイテムを手に入れる」があります。

介護の仕事の場合

介護の仕事の目標には、

介護保険法の初めに掲げられている、

  • 自立支援
  • 尊厳の保持

があります。

介護の仕事では、

大きなミッションとして「自立支援」「尊厳の保持」があります。

では、小さなミッションとして何があるかと考えると、 

 

無数にあると思います………。

 

そして、介護の業界は、慢性的な人手不足と言われているので、

職員の人数によってにできること、できないことがあると思います。

そのため、

達成可能な目標を立てることが大切です。

達成可能な目標とは、「今すぐにでもできる目標」のことです。

介護業界においては、

ケアプランという、目標管理シートのようなものがありますが、

高い目標を掲げても、達成が難しく、

目標が、ただ飾りになってしまうことはよくあります。

なので、達成可能な目標の設定が大切です。

そして目標が達成出来たら、少しずつレベルをあげて目標を設定していくことが大切です。

可視化

ゲームの場合

例えば、ロールプレイングゲームの場合、

ゲームを進めていくと、経験値が溜まったり、

HPや体力が増えたり、攻撃力や、防御力が増えたりしますよね。

数字で増えていくことが、見えるので成長していることがわかります。

数字で成長しているのがわかりやす表現できるため、やる気にも繋がります

介護の仕事の場合

介護の仕事の場合はどうでしょう。

 

正直、わかりにくいですよね。

 

ゲームのプレイヤーのように、

介護職の能力を数字で評価するのは難しいですが、

考え方を変えて、

介護の仕事をどれだけしてきたかの方が、可視化はしやすいかもしれません。

「排泄介助を何人行った」「移乗介助を何人行った」「入浴介助を何人行った」といった具合に、

チェック表等を作って、わかりやすくすると達成感や、やりがいが出てくるかもしれません。

報酬

ゲームの場合

ゲームの場合、

ボスを倒したりすると、新しい武器が手に入ったり、お金が増えたりします。

これが、報酬ですね。

介護の仕事の場合

仕事に対して、給料という報酬がありますが、

サラリーマンである以上、自分の頑張り具合によって、

劇的に給料があがるというのは、考えにくいでしょう。

 

介護の仕事の具体的な流れの中で考えると、

「入浴介助が終わったら、お気に入りのジュースを水分補給代わりに飲む」とか、

「排泄介助が終わったら、記録をつける際に座った体を休めよう」などを、

小さな報酬として考えてみてはどうでしょうか。

 

まとめ

介護の仕事に、ゲームの要素を取り入れて楽しく仕事をする。

なかなか、難しい部分もありますが、

工夫次第では、楽しくやりがいを持って仕事をすることが出来るかもしれません。

【目標・可視化・報酬】の視点で、

介護の仕事をしてみてはいかがでしょうか。

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