【介護の仕事】つらい、きついと感じる時をまとめみたのと、本当はどうなのかを書いてみた。

介護の知識等

介護の仕事に興味あるけど、「つらいよ、しんどいよ」と言われたりしませんか、

職場にもよりますが、介護歴10年以上の私ひろゆきの実際のリアルな部分をお教えします。

給料が低い

低いところだと手取りで20万円を下回るところもあるみたいです。

ただ、昼間だけの仕事と夜勤もあるところだと、やっぱり差は出ます。

介護施設で働くとなると、夜勤をすることになりますが、

夜勤手当が、大きいです。

あと、残業代がしっかり出るかどうか。

私自身のことで言うと、夜勤月5回、介護歴10年以上で、介護福祉士所持、ユニットリーダーですが、

30万円ギリギリいかないぐらいです。

残業代が大きくて、3~4万円はついています。

体力・精神的につらい

入居者を抱えたり、ナースコールがなって走りまわったり、することもありますが、

落ち着いている時もあります。

体力はないよりかはあった方が、介護の仕事は続けられると思います。

なので、仕事に支障が出ない程度に体力づくりや筋トレをしています。

あと、食事には気をつけています。たんぱく質を意識して取るようにしています。

精神的につらいことは、

家族からのクレームや、利用者からの暴言などありますが、

丁寧に、謙虚に対応していれば、そんなに大事にはならないと思っています。

良くはないですが、怒られ慣れてしまったのもあると思います。

私自身も、落ち込んだり、引きずったりすることもありましたが、

マインドフルネスと認知行動療法に出合ってからは、精神的に落ち込むことは減りました。

私としては、マインドフルネスと認知行動療法はおすすめです!

労働環境がブラック

夜勤明けで新規入所を取ってくれと頼まれ、結局帰れたのが昼過ぎだったことがありました。

この時は、「辞めてやる」と心の中で何度も叫びました。

私は転職を何度かしていますが、残業がつかないところもありました。

残業代つけれるけど、つけてはいけない雰囲気があったり、そんな職場もありました。

ある程度は、職場に給料以外は求めるなという考えもあり、

気にせず働いていた時期もありましたが、

今の職場は、今まで働いてきた中では、恵まれている方だと感じています。

なので、ブラックな職場だと感じるのであれば、

転職をするなりして、しっかりと見極めることが大切だと思います。

忙しすぎる

施設介護をしていると、

何人もの入居者を一人で見ないといけない場面が必ずあります。

転倒リスクの高い入居者が、同時に別方向に動き出したときは、

とりあえず、優先順位をつけて、対応しています。

人間は、マルチタスクを苦手としています。

一度にたくさんの仕事は、できないという事です。

なので、頭の中で優先順位を考えて、順番に仕事をこなしていくが大切です。

ただ、予定外のことが起きるのが介護現場です。

自分の頭の中で仕事を順序だてても、うまくいかない事もあります。

時には臨機応変に対応することも求められます。

人間関係が悪い

私自身の事で言うと、

職場の全職員とは仲良くはありません。

苦手な職員もいますし、無理に仲良くする必要もないと思います。

人間関係は良くも、悪くもないのが、仕事をする上で一番ベストなのだと思っています。

多少、嫌われていても気にしないことです。

仲が悪くて、申し送りもしない人もいたりして、

最低限の仕事はしろと言いたいところですが…。

人員規模の大きい職場だと、人間関係でもめても異動が出来たりするので、

人間関係で悩みたくなければ、なるべく大きい職場が良いのではと経験上思います。

夜勤がしんどい

これは慣れるしかないと思うのですが、

夜勤前にどのように過ごすかも重要だと思います。

私の場合、夜勤入りの日であっても、朝に起きるようにしています。

そして、長めの昼寝をする感じで、夜勤をしています。

あと、夜勤中に食べる食べ物を楽しみにしています。

落ち着いている時にですが、好みのコーヒーを飲んだり、

おやつを食べたりしています。

最近はスニッカーズにはまっています。

何か楽しみを作って、夜勤のしんどさを軽減させるのもひとつの手だと思います。

あと、どうしても眠たい時は、5分でも良いので、目を瞑ることです。

横になってしまうと、寝てしまうので、椅子に座ってでも、立ってでも良いのですが、

目を閉じて、休憩するだけで、眠気は軽減されます。

ぜひ、試してほしいです。

看取りで落ち込む

高齢者介護の仕事をしていると、

介護をしていた入居者が亡くなるという事は、必ず経験します。

そのことで、泣いてしまい、落ち込んでしまう職員もいますが、

それだけ、誠実に向き合ってきた証拠ではないでしょうか。

看取りでは、今まで介護をしてきた思い出や、様々な感情があふれ出てくることもあります。

家族に囲まれて息を引き取られる方もいて、感動的な場面に立ち会うこともありました。

「介護をさせて頂きありがとうございます」という感謝の気持ちになったり、

最後まで、自身の病気や障害と向き合ってこられた方には、

「お疲れさまでした」と心から思うこともあります。

人は遅かれ早かれ必ず死にます。

看取りを経験し、死に直面して、悲しむこともあると思いますが、

死と向き合うことにより、自分自身の「生」を精一杯、生きて欲しいと思います。

慢性的な人手不足

介護の業界は慢性的な人手不足と言われていて、

常に介護の求人はあふれている状態です。

近年は、技能実習生などの海外からの労働者も増えつつあります。

彼らは、言葉の壁を感じている方もいますが、

国を超えて、働きに来ているという背負ているものが、違います。

私自身、海外の方から学ぶことも多いです。

とは言っても、人手不足は解消されず、

限られた人員でやるのが介護だと考えるようになりした。

高度なことはせずに、今いる人員でできることをやる。

施設介護では、最低週2回の入浴が必要と言われていますが、

難しければ、体を拭くだけの清拭に変えたりしています。

クレーム対応

正直に言うと、

クレームを言いそうな入居者や、家族には、対応がより一層、慎重になります。

あと、事故などの報告が必要なことは、

なるべく早く報告することです。

隠ぺいや、報告が遅れたりすると、さらなるクレームに繋がることもあります。

誠実に対応することが求められます。

あと、一人では対応しないことです。

相談員やケアマネ、上司など、施設全体で、対応していくことが大切です。

コメント