【介護の仕事のやりがいについて】介護に興味がある方、やりがいがわからなくなった方に向けて

介護の知識等

この記事は、

  • 介護未経験、学生、他の業界からの転職希望の方などで介護の仕事に興味のある方
  • 今、介護の仕事をしていて、やりがいが、わからなくなった方、やりがいを感じなくなった方

に向けて書いています。

やりがいとは?

やりがいとは、

物事に対して

  • 充足感
  • 手応え
  • 張り合い

を感じることです。

また、別の見方をすると

人間の内面が満たされる【幸福感】

物事に対しての【貢献度】を合わせたのが「やりがい」と言うことができます。

人が最も幸福感を感じるのは、

「他者に良い影響を与えていると確信できた時」と言われています。

介護の仕事は、自分が行ったことに対して、反応がすぐ確認できる仕事でもあります。

介護の仕事のやりがいとは

介護の仕事は、直接利用者と変わることが多いので、感謝の言葉をもらったり、

自分が行ったことに対する、反応が見やすいので、そのことがやりがいつながることが多いです。

利用者から

自分が行ったケアに対して、「ありがとう」と言ってもらえたことや、

ケアによって、利用者の生活の質が改善され、

そのことにより、利用者の笑顔が増えたり、表情が明るくなったりすることもあります。

そういう様子が見られると、うれしいですよね。

家族から

利用者の家族からも、感謝されることもあります。

利用者の子供から、「いつも見てくれて、ありがとう」など、

家族からの感謝の言葉をもらうことも少なくないです。

チームから

介護はチームで、行うことが多いです。

利用者の介護の方針についてや、ケアの連携など、他の職種と一緒に仕事をすることもあります。

連携がうまくいくと、感謝されることも多いですし、

介護職は一番、利用者に近いところにいるため、

細かい日々の様子などを、医療職などに伝えると、

病気の早期発見や、早期治療につながることもあり、

医療職と連携がうまくいけば、感謝の言葉をもらうことも多いです。

社会から

少子高齢化の日本の社会で、

介護職は、少ない人員の中で高齢者の生活を支えるという大きな使命があります。

介護職は、高齢者だけでなく、障がい者の分野でも活躍しています。

いわゆる社会的弱者と言われる人たちの生活や、

尊厳を守っていくためには、必要な職種と言っても過言ではないです。

たまに、「介護の仕事しています」というだけで、

「ご苦労様です」なんて声を掛けられることもあります。

その他のやりがい

人生の先輩から学ぶ

高齢者介護の仕事をしていると、

高齢者からたくさんの事を学ぶことが多いです。

戦争や、様々な時代を生き、たくさんの経験をしてこられた方から、

話を聞くと、学ぶことも多いですし、なにより、語られる言葉に重みを感じます。

多様な価値観にふれる

長年、介護の仕事をしていると、

たくさんの利用者の方と関わることになります。

利用者の生活の場に入らせてもらったり、

人生そのものに寄り添うといってもいいでしょう。

そんな中で、いろんな価値観があり、生活があり、

さまざまな生き方に出合います。

そこから自分の人生に置き換えて、

自分はどう生きていくのか、といったことも考えることもあります。

キャリアアップ

介護業界には、キャリア形成がしやすいです。

介護の仕事を始めた際に、よく聞くのが

「介護職員初任者研修」というのがあります。

実務経験を3年積むと、「介護福祉士」という国家資格の受験資格を得ることが出来ます。

そして、経験5年目には「介護支援専門員」という、

ケアプランを立てる専門職の受験資格を取ることが出来ます。

自分が目指せる資格を、めざしてがんばってみるのも良いと思います。

資格を取ると、自信にもつながり、次の目標へと頑張ることもできます。

まとめ

介護の仕事のやりがいに書いてきましたが、

人それぞれで、やりがいが違っても良いと思います。

介護の職場を日本中にあるため、通勤距離を考えて、近くの介護施設で働くこともできますし、

雇用形態も様々なものがあります。

自分の好きな時間に、働くこともできます。

私自身は、保育所が併設しているところを選んで就職したこともありますし、

看取りケアをしたいと思い、職場を選んだこともあります。

始めは、転職サイトを利用して、就職活動をした方が、

経験豊富な方が、自分に合った介護の仕事を紹介してくれるので、便利ですよ。

コメント