【新人介護職に知ってほしい】よくある悩みから、4つの知っておいて欲しいこと

介護の業界に入ってきて、

慣れないこともあり、この先続けられるか悩んだり不安に思うこともあると思います。

新人介護職のよくある悩みから、これだけは覚えておいてほしい4つのことを紹介します。

①介護技術に自信がない

始めは、自信がなくて当たり前です。

介護技術は、日々磨かれていくもの、一朝一夕で、できるものではないです。

いろんな利用者を介護をしていく中で、磨かれていくものです。

なので、

経験のない新人職員は、経験のある先輩職員や上司に質問をして、教えてもらいましょう。

当たり前のことなのですが、

わからないことや、少しでも不安に思うことは、先輩職員に投げかけることが大切です。

わからないまま、いい加減な介護をして、事故を起こしてしまっては大問題です。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と考えて、わかないことはどんどん質問しましょう。

もちろん、先輩職員や上司にも、新人職員を教える責務があると思いますが、

指示待ちにならないように、質問をしていきましょう。

そして、質問をするときは一言付け加えましょう。

「忙しいところすみません」と一言付け加えるだけで、

先輩職員は、忙しいのをわかってくれているんだなと、理解することが出来ますし、

気を使って質問してくれているのだなと、思います。

何も付け加えずに質問するより、「忙しいところすみません」と一言あるだけで、

教える側も、教えたくなる気持ちが出てきやすくなります。

あと、教えてもらった後は、しっかりお礼を言いましょう。

新人職員からしたら、教えてもらって当たり前と思っている方もいるかもしれませんが、

介護はチームで行うものです。職員間で助け合って行うこともあります。

些細なことでも、「ありがとうございます」とお礼を言うようにしましょう。

②職員間の人間関係

介護の業界は人間関係が悪いと言われることが多いです。

なぜ人間関係が悪いと言われるのかは、はっきりとはわかりませんが、

常に人手不足と言われるこの業界で、

いろんな人が出たり入ったりして、職員が入れ替わり、

安定していないというのもあるかもしれません。

介護の専門学校等で学んで、就職してきた人と、

中途採用や未経験で入ってきた人もいます。

なので、職員一人一人の価値観や考え方も違ってくるのは当然です。

価値観や考え方の違いを持った職員が、一つの理念の下で介護をしていくのですが、

理念についての認識が低いと、各々の個人プレーの介護が進んでしまいます。

その結果、職員間で認識のずれが出てきたり、

コミュニケーション不足となり、職員同士でぶつかり合ったりすることもあるでしょう。

そんなこと、新人の職員に言われてもどうしようもないと思うかもしれませんが、

大切にすべきことをひとつあげるならば、「利用者のためになっているか」という点です。

また、

介護保険法の第1章の(目的)の第1条には、以下のように書かれています。

第一条 この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。

赤文字だけで読んでもらったらいいです。

要は、利用者の尊厳の保持と、自立支援が出来ているかという事です。

ここが抑えられているかは非常に重要です。

ただ、

職場環境によっては、

できること、できなきことは多々あると思います。

例えば、利用者が買い物に行きたいと言っても、

買い物に同行する職員がいないといった場合、

利用者の望みをなんでもかんでもかなえられる訳ではないというのは事実です。

そんな中で、職員間で協力し、話し合い、

「利用者のためにできることは何か」と考え

工夫したり、知恵を出していく必要はあると思います。

③利用者とのコミュニケーションに悩む

初日から、利用者と仲良くなって、コミュニケーションをたくさん取ろうと思っても、

おしゃべりな方には、うまくいくかもしれませんが、

まずは簡単なあいさつが出来ればいいのではないでしょうか。

私は、コミュニケーションが得意かと言われると、

得意ではないです。

うまく喋れているか自信はないです。

でも、あいさつは誰でもできると思います。

始めは、毎日出勤したらあいさつをしましょう。

毎日、顔を合わせてあいさつすれば、

いろんなコミュニケーションに発展することもあります。

また、人間は、特別なコミュニケーションをしなくても、

毎日顔を合わせたり、簡単なあいさつをして、接触回数を増やすだけで、

相手との信頼関係を築くことが出来ます。

④仕事がきつい

介護の仕事は、職場にもよるとは思いますが、

体力を必要とすることが多いです。

利用者を抱えたり、

ベッド上でのオムツ交換でも、姿勢が悪いと、腰を痛めたりします。

私自身も、腰を痛めたことがありました。

体力がなくて、しんどいと感じることもありました。

今では、体調管理を怠らず、筋トレや運動をして、体力維持をすることにより、

介護の仕事を始めた時よりも、動けていると思います。

また、腰痛に悩まされることもなくなりました。

精神的にも、

しんどくなったり、イライラすることもあったのですが、

マインドフルネスや認知行動療法を取り入れてからは、

しんどくなったり、イライラすることは格段に減りました。

今でも、イライラすることはありますが、

堪えることが出来たり、気分転換をして、引きずらないようにしています。

肉体的にも、精神的にもストレスフルな、環境も、

いずれは慣れていきますし、

毎日疲れを残さないように、お風呂の後にストレッチをしたり、

音楽を聴いて気分転換をしたり、

するのが良いと思います。

気分転換の方法は人それぞれ違うと思いますし、

自分なりの気分転換の方法やストレス発散方法を見つけて欲しいです。

 

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